『レヴィ=ストロース入門』を読んだ
文化人類学者小田亮さんの本。
この本を読みながら、これは疑似科学問題にも応用できないかなあということを考えた。合理/非合理の二項対立の枠をはずして考えた方が面白いんじゃないかな、きっと。と思ったけど、そういえばすでに『呪術化するモダニティ』が出てるんだった。読みたいけど高い。
あと、やはりレヴィ=ストロースは物語の「筋」を軽視しているのか、ということがわかって、考えどころだなあと。私はどうしても物語を通時的な発展段階として考えるところがあるので、そこら辺は相性が悪いと思った。
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追記:それにしても、橋本大三郎さんの本に続いてさらにこれを読むと、デリダがすごく頭悪そうに見える。いや実際のところは知りませんが。