2009-01-01から1年間の記事一覧

女のかぶり物

やっぱり保留にしておく。先送り。

ふりをする君が代

サルトラさんがジジェクの「自分を種だと思い込む男の笑い話」と君が代問題を同型の話として書いていたのがわかりやすかった。確かに、面白いんだよなあ。本気で信じること、信じるふりをすること。でも、信じるふりをする人々にとって、本気で信じる人がな…

移行対象を持つ子どもを見かけた

今日、電車に携帯電話を忘れたので、駅の忘れ物相談センターに行った。係員に色々聞かれているうちに、隣の席に母親と3歳くらいの男の子がやってきた。親子の忘れ物はすでに届けられていたらしく、係員がすぐにカウンターにもってきた。で、その忘れ物とい…

燃える炭火を積む

Rom12:20の「燃える炭火を積む」という表現の解釈をめぐっては、相手の羞恥心を喚起するという解釈が最も一般的で、他には精錬のやり方を連想して相手の悪い部分を取り除くという解釈もなされているようだが、私としては、これらのような、文脈からも他の記…

ケルビムの顔

エゼキエル1章に出てくるケルビムの4つの顔は、2つずつセットになっているような気がする。 つまり、前後左右の軸にあわせて、獅子‐牛、人間‐鷲というセットができるのではないか。 獅子は王、牛は奴隷、人間は人間、鷲は神の性質の象徴であり、つまり王‐奴…

予定説についての小覚書

以前、ある長老の方が「カルヴァンは、最初から救われるものが決まっているということではなくて、救いは神の力だということを言っている」というニュアンスのことを言われていたことがあった。 私自身はカルヴァンの著作を実際に読んだことがないのでまだな…

ペレグ

ノアの洪水以前の人の寿命は大体900年を超えているのだが、それ以降はノアの息子のセムは600年、その後は450年前後で推移する。ところが、ペレグ以降はまた寿命が極端に減ってさらに半分くらいになる。ペレグが生まれたときに地が分かれたとあるの…

機動刑事ジバン

昔見てたんですが、敵のラスボスが、今までただの敵だと思っていたのに実は自分たちの垂れ流した公害から生まれた怪物だった、ということが明かされるんですよね。つまり事の原因は自分たちにあったという。70年代を経験した後の表現と言えるかもしれない。 …

生のものと火にかけたもの、という話がありましたが

この間聖書を読んでいたら、いけにえを生で食べるか焼いて食べるか煮て食べるかに三角関係が成り立っているんじゃないかと思いました。いけにえを食する、というのはイエス・キリストを覚えるということです。 生で食べるというのは表面的に覚えるということ…

例の表現規制問題についての適当なつぶやき

なんというか、この件は取り乱す人が多かったように思います。最近は、以前は割りと「はてサ」とその周辺として識別されていた人たちの間に様々な論点で対立が浮き彫りになるようなところがあるようにも見えますね。この件もそんな感じだった上に、どうも心…

日常生活

大学時代の友人から電話があった。なんでも就職が決まらず、焦ってさらにいい加減な就職活動をしてやはり決まらない、という悪循環に陥っているらしい。この不況下、やはり就職を控えた学生は大変らしい。 ところで、学校教育で教えられている仕事というのは…

ジェノサイド

結局のところはジェノサイドなのではないでしょうか。どんなに糊塗してみても、根本的な対立は避けられない。ただ、自分ではやるなと言われているから穏便に済んでいるのであって、それを共存の模索、みたいな話に落とし込むのはまったくの欺瞞でしかない。…

日常生活

人事異動でばびゅーんと飛ぶことになった。そのうちクビも飛ぶかもしれん。 早く寝よう。

脳の話

単純な脳、複雑な「私」作者: 池谷裕二出版社/メーカー: 朝日出版社発売日: 2009/05/08メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 102人 クリック: 2,607回この商品を含むブログ (195件) を見る 脳科学者の連続講義を本にしたもの。前作の『進化しすぎた脳』も…

宗教は争いを引き起こすという話が

山内志朗さんという哲学者の本を手にとってみたら、冒頭でいきなり「ぼくのやってるのは宗教なんかとは違うぞ、宗教は争いをたくさん引き起こしてて哲学に比べてだめだめだな!」という趣旨のことが書いてあった。私は常々「宗教」といういいかげんなものの…

笑い

以前、大澤信亮が新現実の「マンガ・イデオロギー」で書いていた気がするのだが、笑いというのは日常の中に隠蔽されているもの*1を暴露するものだという話があったと思う。 そう考えると、ようするに笑いというのは内輪の空気、コミュニケーションの中で暗黙…

エロと表現の自由その2

表現の自由がどうでもいい、と書いたけど、2つの意味でどうでもいい。1つは表現の自由という思想がどうでもいいということと、もう1つは今回の件において表現の自由は本質的な問題じゃないという意味でどうでもいい。 人の心に闇だか地獄だかがあるとして、…

エロと表現の自由

いや、話題になっていたのでちょっと考えたけど、やはり私にとっては表現の自由を巡る話はどうでもいい。ポルノなんか弾圧されたってこの世の終わりまで滅びることはないでしょう。個人的感情としては撲滅してしまえばいいと思うし、それに消極的に協力でき…

事後的なもの

事後的に分かる、ということは、即虚構であるというわけではない。少なくとも、明確にそうであるとは言い切れない。たとえ事後的に判明したものだとしても、それは決して後付けではなく、隠れていただけで実は最初から本当にそうだったのだ、という判断もあ…

上げ底

少し前に、エホバの証人をやめかけている青年の体験談が増田に書かれていたのだけど、その中で、別に信じていないんだけど共同体の人間関係が捨てられないから残っている人たちの話があった。 一般的に、生きている中でよく考えて自分から選び取ってそうして…

なんとなく同じテーマで読めそうな本をメモしておく。

・キャシー・カルースの本 ・ジュディス・ハーマンのあれ ・下河辺美知子の本 ・名指しと必然性 ・フランソワーズ・ドルトの本(ラカンの片腕だったらしい)。

貧乏の基準

衣食に事欠く生活になったら貧乏かなと。それ以外は相対的にお金が少ないだけ。

盗まれた手紙と○○

連休中にふと思いついて青空文庫を見たらポーの「盗まれた手紙」があったので読了しました。いや、面白いですね。数学とか倫理学についてデュパンが言及しているところは難しくてよく分からなかったのですが、なんか応用が利きそうな話ですよね。 まず思いつ…

ギリシャ語日誌6

簡単な復習をしつつ、名詞格変化と戦い続ける。これは数をこなすしかないかな。

ギリシャ語日誌5

名詞の格変化など。これは骨が折れそうだ。

疑似科学がふたたびのようで

id:pollyannaさんという方がハイクで書いてたことについて。 優越感だけを批判してたらそれは意味がないと思いますが。そういう疑似科学批判批判な人もいるんでしょうか、きっといるんでしょう。 で、例のハイクだけではまたもや論点がかすんでしまうと思っ…

ギリシャ語日誌4

ようやく第2講に進んだ。時称、相、法など。

ギリシャ語日誌3

第1講をやったと思っていたらその1節までだった。今日は復習と2節まで。道のりは長い。

「人はなぜ戦争をするのか」

というタイトルでフロイトが書いてるものがありましたよね。私はまだ読んでないんですが、最近思いついたのは、人が戦争をするというのは不完全な戦争をするからじゃないかなと。つまり、あらゆる戦争は完全な戦争が成し遂げられることを目指しているのであ…

ギリシャ語日誌2

時間がないので1講の復習を少し。 シグマの2種の小文字のうちσじゃない方s(に似てる)は語末に限る。 ギリシャ語の母音は七つ。α、ε、η、ι、ο、υ、ω。εとοは常に短母音。ηとωは常に長母音。α、ι、υは両方発音。 11個の二重母音がある。αι(ai)、αυ(au…