中間あたりを狙う

 最近、入不二基義木村敏の本を読んだ影響で、出来合いの二項対立のどちらかに肩入れするのではなく、その中間を狙うということをうねうねと考えている。
 ただ、自称中立論者みたいな陥穽はやはり避けたい。
 とはいっても、なんらかの積極的なことを言いたいとは思いつつ、あらかじめ確立している形式に収まらずに何かを言うのは結構大変だと感じる。