メモ―主体構築

人間は常に自分自身のイメージを他の人の中に置いているので、想像的同一化は文字通りの鏡に依拠するわけではない(略)。しかし、この事実が示す結果はしばしば忘れられてしまっている。つまり、人間は常に自分自身のイメージの中に他者を持っているという結論である。(ジョアン・コプチェク『わたしの欲望を読みなさい』p.297)